モスコー・ミュール | |
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基本情報 | |
種別 | ロングドリンク |
作成技法 | ビルド |
色 | 琥珀色透明 |
グラス | 銅製マグカップ |
アルコール度数 | |
度数 | 10 - 16.6度 |
レシピの一例 | |
ベース | ウォッカ |
装飾材料 | ライム・スライス |
モスコー・ミュール(Moscow Mule)とはオールデイカクテル(食前食後を問わず飲める カクテル )として、非常にメジャーなスタンダードカクテルの一つ。モスコー・ミュールとは「 モスクワ の ラバ 」という意味があり、「ラバに蹴飛ばされたように」効いてくる、強い ウォッカ ベースのカクテルであることを表す。なお名称にクーラーとは付いていないが、 クーラー の一種である。
1940年代 初頭、ハリウッドのジャック・モーガンという バーテンダー がイギリスの リキュール である「 ピムス NO.1」を使ったカクテルのために大量に仕入れたジンジャービア( en)の在庫を処分するために考案したとされている説と、 1946年 に スミノフ ブランドのウォッカの販売促進のため、スミノフを使った手軽に作れるカクテルを製造元のヒューブライン社が紹介したため広がったという説、あるいはジャック・モーガンとヒューブライン社が組んで広めた、とされる説が有名。
また、本式では銅の マグカップ に入れて提供されるものである。今日でも本格的なバーではそのようにして出されているのは、ジャック・モーガンの友人が器を銅のマグカップにすることを提案し、それが広まったとされているからである。
ただしこれは日本での標準的なレシピで、飲み口はやや甘くアルコール度数も高くないカクテルになっている。本来はジンジャー・エールではなくジンジャー・ビアを使う。日本ではジンジャー・ビアの入手が難しいため代用としてジンジャー・エールを使用したレシピが広まったと言われている。
ライムをレモンにしても良い(ジュース、スライス共に)。[ 要出典 ]
ウォッカを テキーラ に替えるとメキシカン・ミュールに、また ラム に替えるとジャマイカン・ミュール(スージー・テーラー)に、 スコッチ・ウイスキー に替えるとマミー・テーラーに、 ジン に替えるとマミーズ・シスターに、 アブサン に替えるとワイルド・ミュールとなる。