レッド・アイ | |
---|---|
![]() 画像募集中 | |
基本情報 | |
種別 | ロングドリンク |
作成技法 | ビルド |
色 | 赤色 |
グラス |
![]() |
アルコール度数 | |
度数 | 2度 |
レシピの一例 | |
ベース | ビール |
装飾材料 | セロリ |
レッド・アイ (Red Eye) とは、ビールベースのカクテル。ピルスナースタイルのビールにトマト・ジュースを加えたもので、赤色のカクテル。やや大きめの細長いグラスで出されることが多い。スライスしたレモンが添えられていることもある。アルコール度数が低くビールの苦味が抑えられるので、ビールが苦手な人でも飲みやすいと言われている。これにウォッカを加えたものが レッド・バード となる。
2012年、アサヒビールがカゴメと共同開発し、「アサヒ レッドアイ」として商品化している。
毎月10日は、レッドアイの日である(2014年10月10日、レッドアイ推進委員会が制定)。10月10日のトマトの日から派生。0(レ)10(ド)の語呂合わせ、10が横にすると目(EYE)に見えることに由来している。
名前の由来で一般的に良く言われているのは、二日酔いで目が赤くなったような人が好んで飲んでいたからだという説(迎え酒のようなもの。)。
1970年代までは知名度が低く、吉行淳之介は銀座のバーでトマトジュースを飲んでいたのであるが、ノンアルコールではつまらないでしょうと、ビールとトマトジュースを4:6の比率のレシピで混合した飲み物を勧められ、月経ビールと称して飲んでいたと阿川弘之は記している。
また、元々は生卵を割り入れるカクテルで、グラスの底から卵黄が見えて赤い目のように見えるのが名前の由来であるという説もある。トム・クルーズ主演の映画「カクテル」がそれにあたり、劇中、店の開店前にバーのマスター(ダグラス)が、ビアマグにビールとトマト・ジュースを注ぎ、さらにタバスコやコショウ、ウスターソースを加え、それをかき混ぜたところに「生卵」を割り入れて「バーテンダーの朝食だ」と言ってトム・クルーズに差し出すシーンがある。この時のセリフで「世の中には生卵を割り入れずにレッド・アイを出すアホが多いが、卵を入れなきゃ『赤い目』にならない。やつらは、赤い目をしている時に飲むからレッド・アイだと思っているけれど、こいつを見れば真実は明らかだ」という言葉が有名であるが実際の作中ではダグラスの人生哲学を話しているだけで彼の口からは言われてはいない。これは、二日酔いで食欲のない時に迎え酒と栄養補給を兼ねて飲むカクテルで、スパイスの刺激で気分が悪くても飲みやすくなっている。
好みにより、塩、コショウ、タバスコを加えたり、レモンを少量搾る。
英語では複数の飲み物に同じ名前"REDEYE"が付いているため、注意が必要。詳しくは redeye を参照。