Dubonnet

デュボネとは、 混成酒 の1種。しばしば アペリティフ として飲用される。また、ストレートやオン・ザ・ロックの他、 カクテル の材料として使われることもある。

概要

販売元は デュボネ社 。赤ワインにキナの皮を漬け込み、樽で熟成することで製造される。アルコール度数は16度。

なお、ホワイトも存在する。

飲用法

導入のとおり、その香味から アペリティフ として飲用される。また、デュボネを利用したカクテルには、同名のカクテルである「デュボネ」(「ザザ」とも)や「デュボネ・フィズ」がある。

デュボネ・カクテル( ザザ )
デュボネ、 ドライ・ジン をそれぞれ1/2ずつ。 ステア であればデュボネ・カクテル、 シェイク であればザザとなる。
デュボネ・シトロン
デュボネ = 30ml、レモン・シロップ = 30mlを混ぜたものをタンブラー(容量240〜300ml程度)に注ぎ、よく冷やした適量の 炭酸水 でグラスを満たせば完成である。
デュボネ・フィズ
オレンジ・ジュース(果汁を絞ったもの)半個分、レモン・ジュース(果汁を絞ったもの)1/4個分、 チェリー・ブランデー を1 ティースプーン 、デュボネ1グラス分をシェークし、ミディアムサイズ・グラスに注いだのち、ソーダ水を満たす。

なお、(デュボネのラベルにも書かれていることだが)ストレート、オン・ザ・ロック、カクテル、いずれの飲み方でも、必ず冷やして飲む 。

出典

  1. ^ a b カクテル大辞典800 p299
  2. ^ カクテルの辞典 p87
  3. ^ カラーブックス 828 洋酒入門 p.42
  4. ^ サヴォイ・カクテルブック p62
  5. ^ サヴォイ・カクテルブック p181
  6. ^ 浜田 晶吾 監修 『カクテル教室』 p.42、p.43、p.170 日東書院 1971年7月10日発行
  7. ^ カラーブックス 828 洋酒入門 p.141
  8. ^ 吉田 芳二郎 『カラーブックス 154 洋酒入門』 p.123 保育社 1968年8月1日発行