由来
その昔、 イラン で働いていた アメリカ 人作業員が、のどの渇きを癒すために即席のカクテルを作った。この作業員がそのとき ステア するために使用したものが、 工具 のスクリュー・ドライバー( ねじ回し )だったことからこの名前が付いた。
標準的なレシピ
- ウォッカ - 45ml
- オレンジジュース - 適量
作り方
タンブラー に氷を入れてから、 材料を全てタンブラーに入れステアする。
備考
- ウォッカの分量を変更するだけで、アルコール度数の調節が可能である。
- スライス・ オレンジ を添えても良い。
- 上記のレシピは本来ゴールデン・スクリューと呼ばれるもので、元々のスクリュー・ドライバーはウォッカ45ml、オレンジジュース15mlの辛口な物であった。今日ゴールデン・スクリューといえばウォッカとオレンジジュースをシェイクして作るカクテル(ウォッカとオレンジジュースの量は今日のスクリュードライバーと同じ)あるいは ジン とオレンジジュースと アロマチック・ビター で作られるカクテル(ロングカクテルの オレンジ・ブロッサム にアロマチック・ビターを加えたもの)を指す。
バリエーション
蒸留酒 や リキュール をオレンジジュースで割って作るカクテルは、スクリュー・ドライバーのバリエーションと考えることができる。但し 醸造酒 をオレンジジュースで割って作るカクテル(例: ミモザ )は、ベースとなる醸造酒の割合を多くするため、スクリュー・ドライバーのバリエーションとしないことが多い。なおベースはウォッカのままだが ガリアーノ を浮かべる ハーベイ・ウォールバンガー 、 ブルーキュラソー を1tsp加えたフォレスト・ドライバーもスクリュー・ドライバーのバリエーションである。
蒸留酒ベースのスクリュー・ドライバーのバリエーション
- ジンベースにすると、ロングカクテルバージョンのオレンジ・ブロッサム
- ラム ベースにすると、 キューバン・スクリュー
- テキーラ ベースにすると、 シャンギロンゴ
- 焼酎 ベースにすると、 焼酎・ドライバー (酎・オレンジ、オレンジハイ)
- コニャック ベースにすると、 コニャック・オレンジ (なおコニャック以外の ブランデー をオレンジジュースで割ったものは特に名前は付いていない)
リキュールベースのスクリュー・ドライバーのバリエーション
- アマレット をベースにすると、 イタリアン・スクリュー・ドライバー
- アマレットベースのものを ホットドリンク として作ると、 ホット・イタリアン (ホット・イタリアン・スクリュードライバー)
- カンパリ をベースにすると、 カンパリ・オレンジ
- グラン・マルニエ をベースにすると、 グラン・マルニエ・オレンジ (なおグラン・マルニエ以外の オレンジ・キュラソー をオレンジジュースで割ったものは特に名前は付いていない)
- クレーム・ド・カシス をベースにすると、 カシス・オレンジ
- クレーム・ド・ペシェ をベースにすると、 ファジー・ネーブル
- クレーム・ド・ミント をベースにすると、 ミント・オレンジ
- コアントロー をベースにすると、 コアントロー・オレンジ (なおコアントロー以外の ホワイト・キュラソー をオレンジジュースで割ったものは特に名前は付いていない)
- サザンカンフォート をベースにすると、 サザンカンフォート・スクリュー
- ディタ をベースにすると、 ディタ・オレンジ
- シャルトリューズ をベースにすると、 シャルトリューズ・オレンジ
- スロー・ジン をベースにすると、 スロー・ドライバー
- ティフィン をベースにすると、 ティフィン・タイガー
- マリブ をベースにすると、 マリブ・ビーチ