蒸留酒を主体とする処方
通常、ジンをベース(基酒)とするカクテルの1つとされるものの、ジンが半分に満たない量しか使用されない場合もある。なお、この処方は古くから存在する処方として知られている
。
標準的なレシピ
ドライ・ジン:アップル・ブランデー:アプリコット・ブランデー = 1:1:1
、または、2:1:1
作り方
ドライ・ジン、アップル・ブランデー、アプリコット・ブランデーをシェークして、カクテル・グラス(容量75〜90ml程度)に注ぐ。
備考
- アップル・ブランデーには、カルヴァドスが指定される場合がある。
- シェークではなく、ミキシング・グラスでステアして作る場合もある。なお、この場合も材料全てを一緒に混合してしまう。
この節の主な参考文献
- 藤本 義一 『カクテルと洋酒百科』 p.79 金園社 1968年12月20日発行
- ピーター・ドレーリ・サヴォイ・ホテル 著、日暮雅道 訳 『サヴォイ・カクテルブック』 パーソナルメディア 2002年発行 ISBN 978-4-89362-196-2
- 成美堂出版編集部 編 『TPO別 カクテルBOOK315』 成美堂出版 2002年発行 ISBN 4-415-07124-4
- 成美堂出版編集部 編 『カクテル大辞典800』 成美堂出版 2003年発行 ISBN 4-415-02264-2
- 渡辺 一也 監修 『決定版 リキュール&カクテル大事典』 ナツメ社 2004年発行 ISBN 4-8163-3734-2
- 桑名 伸佐 監修 『カクテル・レシピ500 2005年度版』 成美堂出版 2005年発行 ISBN 4-415-10075-9
リキュールを主体とする処方
こちらの処方は、レシピが混乱しているため、以下にレシピの例を挙げる。
例1
- クレーム・ド・カカオ(焙煎したカカオ豆と共に蒸留したアルコールに、バニラの香りを付けたリキュール) - 1/2
- 生クリーム - 適量
例2
- クレーム・ド・カカオ - 1/2
- プルネル・ブランデー(スモモを蒸留したブランデー) - 1/2
いわゆるプース・カフェ・スタイルで作られる。
- リキュール・グラスにクレーム・ド・カカオを注ぐ。
- 混ざり合わない様にプルネル・ブランデーを注ぐ、もしくは生クリームを少量浮かべる。
出典
- ^ a b
桑名 伸佐 監修 『カクテル・レシピ500 2005年度版』 p.43 成美堂出版 2005年発行 ISBN 4-415-10075-9
- ^
藤本 義一 『カクテルと洋酒百科』 p.79 金園社 1968年12月20日発行
- ^ a b
ピーター・ドレーリ・サヴォイ・ホテル 著、日暮雅道 訳 『サヴォイ・カクテルブック』 p.20 パーソナルメディア 2002年発行 ISBN 978-4-89362-196-2
- ^ a b
成美堂出版編集部 編 『TPO別 カクテルBOOK315』 p.116 成美堂出版 2002年発行 ISBN 4-415-07124-4
- ^
成美堂出版編集部 編 『カクテル大辞典800』 p.26 成美堂出版 2003年発行 ISBN 4-415-02264-2
- ^
渡辺 一也 監修 『決定版 リキュール&カクテル大事典』 p.29 ナツメ社 2004年発行 ISBN 4-8163-3734-2