シンガポール・スリング
Singapore Sling.jpg
基本情報
種別 ロングドリンク
作成技法 シェイク
赤色
グラス Highball Glass (Tumbler).svg タンブラー
アルコール度数
度数 16度 - 17度
レシピの一例
ベース ジン
装飾材料 マラスキーノ・チェリー
備考 このテンプレのデータは一般的なレシピに基づいているが(ラッフルズホテルのレシピについては ラッフルズ・ホテルでのレシピの節 を参照)、画像はラッフルズ・ホテルのシンガポール・スリングである。
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シンガポール・スリング(Singapore Sling)は、 ジン ベースの カクテル 。

概要

その名の通り、 シンガポール 生まれの名カクテルである。 1915年 、シンガポールの ラッフルズ・ホテル のロングバーの バーテンダー であった、厳崇文(嚴崇文、Ngiam Tong Boon)が最初に作ったのが始まりである。なお、シンガポール・スリングのスリング(Sling)とは、 ドイツ語 のSchlingen(飲み込む)からきていると言われ、 スピリッツ に甘みと酸味を加えて水で割った飲み物。他にもジン・スリング、ウォッカ・スリングなどがある。このシンガポール・スリングも、本来そのバリエーションの一つである。2015年、100周年を迎えた。

レシピ

一般的なレシピ

  • ドライジン 45 ml
  • チェリー・ブランデー 15 ml
  • レモン ・ジュース 20 ml
  • 砂糖 1 tsp
  • ソーダ水
  • 飾り - マラスキーノ・チェリー

ラッフルズ・ホテルでのレシピ

上記が一般的で、かつラッフルズ・ホテルで最初に作られたオリジナルに近いものとされているが、現在のラッフルズ・ホテルでは、ニャン・トン・ブーンの甥で、1970~80年代にラッフルズホテルのバー部門責任者として手腕を振るったロバート・ブーンの手により、見た目のイメージをより南国を思わせるものに変身させ、更に味もトロピカルなテイストを強調し、実質的にはロバート考案の創作カクテルと言ってよいほどレシピが変えられている。

  • ドライ・ジン( ビーフィーター のもの) 30 ml
  • チェリー・ブランデー( チェリー・ヒーリング ) 15 ml
  • パイナップルジュース 120 ml
  • ライムジュース 15 ml
  • コアントロー ( ホワイト・キュラソー ) 7.5 ml
  • ベネディクティン 7.5 ml
  • グレナデン・シロップ 10 ml
  • アンゴスチュラ・ビターズ 1 Dash
  • 飾り - パイナップルのスライスにチェリーを竹のピンで刺し、オリジナルグラスのふちに飾る。

作り方

  1. ソーダ水以外の材料をシェークし、 氷 を入れた タンブラー に注ぐ。
  2. ソーダ水を満たし、チェリーを飾る。
  3. また、チェリーブランデーはシェークせず、最後にグラスに沈める作りかたもある。