スクリュー・ドライバー
Screwdriver, Birmingham-Shuttlesworth International Airport, Birmingham AL.jpg
基本情報
種別 ロングドリンク
作成技法 ビルド
橙黄色
グラス Highball Glass (Tumbler).svg タンブラー
アルコール度数
レシピの一例
ベース ウォッカ
装飾材料 スライス・オレンジ
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スクリュー・ドライバー(screw driver)は、 ウォッカ をベースとする カクテル の一つ。ウォッカは基本的に無味とされるため、 アルコール度数 の変更が容易なカクテルとして知られる。

由来

その昔、 イラン で働いていた アメリカ 人作業員が、のどの渇きを癒すために即席のカクテルを作った。この作業員がそのとき ステア するために使用したものが、 工具 のスクリュー・ドライバー( ねじ回し )だったことからこの名前が付いた。

標準的なレシピ

  • ウォッカ - 45ml
  • オレンジジュース - 適量

作り方

タンブラー に氷を入れてから、 材料を全てタンブラーに入れステアする。

備考

  • ウォッカの分量を変更するだけで、アルコール度数の調節が可能である。
  • スライス・ オレンジ を添えても良い。
  • 上記のレシピは本来ゴールデン・スクリューと呼ばれるもので、元々のスクリュー・ドライバーはウォッカ45ml、オレンジジュース15mlの辛口な物であった。今日ゴールデン・スクリューといえばウォッカとオレンジジュースをシェイクして作るカクテル(ウォッカとオレンジジュースの量は今日のスクリュードライバーと同じ)あるいは ジン とオレンジジュースと アロマチック・ビター で作られるカクテル(ロングカクテルの オレンジ・ブロッサム にアロマチック・ビターを加えたもの)を指す。

バリエーション

蒸留酒 や リキュール をオレンジジュースで割って作るカクテルは、スクリュー・ドライバーのバリエーションと考えることができる。但し 醸造酒 をオレンジジュースで割って作るカクテル(例: ミモザ )は、ベースとなる醸造酒の割合を多くするため、スクリュー・ドライバーのバリエーションとしないことが多い。なおベースはウォッカのままだが ガリアーノ を浮かべる ハーベイ・ウォールバンガー 、 ブルーキュラソー を1tsp加えたフォレスト・ドライバーもスクリュー・ドライバーのバリエーションである。

蒸留酒ベースのスクリュー・ドライバーのバリエーション

  • ジンベースにすると、ロングカクテルバージョンのオレンジ・ブロッサム
  • ラム ベースにすると、 キューバン・スクリュー
  • テキーラ ベースにすると、 シャンギロンゴ
  • 焼酎 ベースにすると、 焼酎・ドライバー (酎・オレンジ、オレンジハイ)
  • コニャック ベースにすると、 コニャック・オレンジ (なおコニャック以外の ブランデー をオレンジジュースで割ったものは特に名前は付いていない)

リキュールベースのスクリュー・ドライバーのバリエーション

  • アマレット をベースにすると、 イタリアン・スクリュー・ドライバー
    • アマレットベースのものを ホットドリンク として作ると、 ホット・イタリアン (ホット・イタリアン・スクリュードライバー)
  • カンパリ をベースにすると、 カンパリ・オレンジ
  • グラン・マルニエ をベースにすると、 グラン・マルニエ・オレンジ (なおグラン・マルニエ以外の オレンジ・キュラソー をオレンジジュースで割ったものは特に名前は付いていない)
  • クレーム・ド・カシス をベースにすると、 カシス・オレンジ
  • クレーム・ド・ペシェ をベースにすると、 ファジー・ネーブル
  • クレーム・ド・ミント をベースにすると、 ミント・オレンジ
  • コアントロー をベースにすると、 コアントロー・オレンジ (なおコアントロー以外の ホワイト・キュラソー をオレンジジュースで割ったものは特に名前は付いていない)
  • サザンカンフォート をベースにすると、 サザンカンフォート・スクリュー
  • ディタ をベースにすると、 ディタ・オレンジ
  • シャルトリューズ をベースにすると、 シャルトリューズ・オレンジ
  • スロー・ジン をベースにすると、 スロー・ドライバー
  • ティフィン をベースにすると、 ティフィン・タイガー
  • マリブ をベースにすると、 マリブ・ビーチ